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2022年04月13日

Amazon FBAとは?メリットから手数料まで詳しく解説!

 

「物販事業をしているけど、検品や発送業務に膨大な時間を取られている」

「購入者にできるだけ早く商品を届けたいのに、自社の物流システムでは難しい」

 

このような悩みを一気に解決できる方法を知っていますか?

実はAmazonが提供している「フルフィルメント by Amazon(FBA)」サービスを利用することでこの面倒な作業から一気に解放されるのです。

 

この記事では「フルフィルメント by Amazon(FBA)」サービスの基本からメリットや手数料体系、利用する上での注意点まで具体的に解説していきますので参考にしてください。

 

Amazonマーケットプレイス出品者の課題

Amazonマーケットプレイス出品者に限らず、自社で物販用ECサイトを運営している人にとって共通している課題があります。例えば、

●商品の自社発送に人と時間がかかる

●商品を保管しておく場所の確保

●クレーム処理などのカスタマーサービス対応

といった問題はおそらくどの人でも抱える課題だと思います。まずは、EC事業者が共通して抱える課題について見ていこうと思います。

 

自社で商品を発送しなければいけない

一般的にECサイトで商品が売れた場合、商品のピッキング・梱包から発送にいたるまですべてを自社で対応します。発送する商品の数量が少なければそれほど負担になりませんが、回転の早い商品の場合、1日に数十回と発送処理をしなければいけません。商品が大きければ、保管するための場所も必要になります。

 

このように、商品の発送を自社で対応するにはそれなりの手間とコストがかかってしまいます。

 

商品の保管や在庫管理をする手間がある

商品を自社で発送していれば、もちろん在庫管理をする必要もあります。商品数が多くなれば、在庫管理の手間も増えていきます。在庫管理の手間を削減するために在庫管理システムを導入するにしてもコストもかかってしまいます。商品が大きければ、そのぶん外部倉庫を借りるなど保管スペースも必要になります。

 

カスタマーサービスの対応に時間を取られる

消費者は商品の良し悪しに対してだけでなく、商品の梱包状態や商品が届くまでに要する日数まで細かく気にしています。Amazonのサービスに慣れたユーザーであれば、仮に商品到着までに3~5日を要した場合、それだけでユーザーは不満を抱きクレームの種になりかねません。さらに商品の梱包状態に不備があれば、不満を持つ人もいるでしょう。

Amazonのお急ぎ便であれば最短で翌日に商品が届くのに対し、すべて自社で発送処理をしていてもAmazonの物流システムと同等のレベルでサービスを提供するのは難しいと言わざるを得ません。

 

物流システムによるクレームだけでなく、商品の返品や返金対応を迫られた場合、その対応だけで少なくない時間を取られるのは必至です。カスタマーサービスの対応が悪ければ、そのユーザーは今後、二度とあなたから商品を買ってくれないかもしれません。

 

「フルフィルメントby Amazon(FBA)」とはどんなサービス?

個人や小規模ECサイトが抱えていた従来の課題を一気に解決できるサービスとして注目されているのが発送代行を請け負うフルフィルメントサービスです。

 

その中でもAmazonが提供するフルフィルメントby Amazonはどのようなサービスなのか、どういったメリットがあるのか紹介しますので参考にしてください。

 

「FBA」とは倉庫保管・梱包・発送代行サービス

自社発送の手間を省ける強い味方が「フルフィルメントby Amazon(FBA)」サービスになります。一般的にフルフィルメントとは、ECサイトなどで商品が注文されてからユーザーに商品が届けられるまでに必要な商品の入荷→商品保管→受注→ピッキング→検品→梱包→発送といった業務を指します。

Amazonが提供しているFBAサービスとは、商品を指定の物流拠点に発送するだけで、商品の保管から発送作業までのすべて(フルフィルメント)をAmazonに代行してもらうサービスです。AmazonのFBAサービスは主に

●商品の保管

●商品のピッキング

●商品の梱包

●商品の発送処理

●発送後のカスタマーサービス

これらの業務を代行します。Amazonマーケットプレイス出品者にとっては、面倒な業務を代行してもらうことで売り上げ向上を狙うことができるようになります。

 

「FBA」を利用するための条件とは?

Amazon FBAを利用するためにはAmazonの出品サービスに登録しておく必要があります。なお、出品サービスには「小口出品」と「大口出品」で分かれていますが、「小口出品」の場合は商品1点ごとに100円の利用手数料がかかります。

 

そのため、月間の商品販売数が49点以上の場合は、「大口出品」の方が適しており、出品サービスを選ぶなら「大口出品」にしましょう。

 

「FBA」を利用する上での注意点は?

Amazon FBAを利用する上でどのような点に注意しなければいけないのでしょうか。ここでは以下で紹介する3つのポイントについて紹介していきます。

 

FBAサービスを利用するための手数料

商品の保管状況

FBAサービスでも預けられない商品がある

 

まず挙げられるのは、FBAを利用するために発生する手数料システムです。手数料システムは個々の商品の大きさや保管日数などによって詳細に計算されます。そのため、商品によってはFBAを利用しない方がいいケースもあります。

 

次に商品の保管状況を発送前に確認できない点です。最近の中国輸入代行業者は「Amazon FBA倉庫に直接納品するサービス」に対応しているところもありますが、商品を確認できない場合、検品されなかった不良品をそのまま消費者に届けてしまう可能性があります。

 

そのため、デリケートな商品や特殊な保管条件を要する商品などはFBAに向かないと言えそうです。

 

最後に、FBAサービスを利用しても倉庫に預けられない商品があります。例えば、

●常温管理できない商品

●動植物

●危険物、および化学薬品

などは禁止とされています。そのため、どんな商品が禁止となっているのか、事前にしっかりとAmazonの規約を確認しておきましょう。

 

「FBA」の手数料システム

Amazon FBAサービスの手数料システムは基本的に「商品を保管するためのスペースとAmazon FBAサービスを利用して販売した商品数」に応じて計算されています。FBAサービスを利用する上で必要になる手数料は主に

●在庫保管手数料

●長期在庫保管手数料

●配送代行手数料

●納品不備受領作業手数料(倉庫納品時)

●返送/所有権の放棄手数料

●購入者返品手数料

となります。

各手数料の中で一番大きなボリュームを占めるのは「配送代行手数料」です。FBAを利用するかしないかの判断基準は、販売する商品の価格によって使い分ける方がよさそうですね。

 

なお、Amazonの「コストシミュレーター」を利用することでFBAを利用する場合としない場合で概算価格を出せますので参考にしてみましょう。

 

「FBA」の利用方法と納品方法は?

FBAサービスを利用するためには具体的にどのように進めればいいのでしょうか。ここではFBAサービスを利用するための手順を紹介します。

STEP1:FBAを設定する(Amazon出品用アカウントがある場合)

出品用アカウントがない場合はアカウントの設定をする必要があります。

STEP2:商品の出品情報を作成する

STEP3:Amazonから指定されたラベルを貼り、商品を梱包する

STEP4:Amazonの指定倉庫に商品を納品する(配送ラベルが必要)

といった流れになります。簡単に記載していますが、それぞれのSTEPごとに必要な作業はAmazonの規定で厳密に決められていますので、間違いのないように作業しましょう。

 

商品が納品された後はAmazonの方で商品の保管から発送まで対応するので、基本的にセラー自身で必要な作業はありません。

 

「フルフィルメントby Amazon(FBA)」で得られる6つのメリットとは?

それではAmazon FBAサービスにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

ここでは主に6つのメリットについて具体的に紹介しますので参考にしてください。

Amazonプライム対象商品にできる

AmazonのFBAサービスを利用することで、出品した商品を「Amazonプライム対象」にできます。Amazonプライムの対象にすることで、プライムユーザーが無料で利用できる配送サービスである「お急ぎ便」や「当日お急ぎ便」を送料無料で利用できます。

 

Amazonプライム会員の大きなメリットの一つである送料無料は、もはやユーザーにとって当たり前になりました。

 

商品をAmazonプライムの対象にして送料無料にすることで、商品の回転率を上げられるようになります

 

Amazonから発送されることでユーザーに安心感を与える

Amazon FBA対応の商品にすることで、Amazonが発送者になります。あなたもAmazonで買い物をすることがあると思いますが、商品ページに「Amazon.co.jpが発送」となっていたら、それだけで安心しますよね。

 

24時間対応で物流・配送の質を上げられる

Amazon FBAサービスを利用すれば、Amazonが有する世界最高水準の物流システムを24時間365日で利用でき、物流・配送の質を上げられるメリットがあります。自社で対応する場合、どうしても発送作業に割かれる時間が多く、やむを得ない事情で休業を余儀なくされたり、発送業務を次の日に持ち越したりと決して効率がいいとは言えません。

 

一方でFBAサービスの場合、「お急ぎ便対象」にすることで夜に注文された商品でも翌日に商品を届けられます。

 

業務負担を軽減できる

Amazon FBAサービスを利用すれば、カスタマーサービスにかかわる業務をすべてAmazonに代行してもらえるので、購入者からの問い合わせはもちろん、返品処理や返金処理までの面倒な手間が省けます。

 

つまり、出品者はカスタマーサービスをすべてAmazonに代行してもらうことで、本来のビジネスに時間をかけて、より効率的に業務を進められます。

 

Amazon内SEOに効果がある(ショッピングカートボックス獲得率アップ)

Amazonでは同一商品を販売する場合、ユーザーの利便性を考えて複数の販売者が競争するシステムを取り入れています(Amazonマーケットプレイス)。つまり、消費者は1点の商品を買うのに場合によっては10社以上の業者から購入先を選ぶことができるのです。Amazon出品者は競合の中から商品ページの「ショッピングカートボックス」を獲得しなければいけません。

 

Amazon FBAを利用することで、実はこの「ショッピングカートボックス獲得率」を上げられます。Amzonはショッピングカートを上げるために以下4つのポイントを重視すると規定しています。

競争力のある価格を設定する。

より早くお届けできるオプションや配送料無料を提供する

優れたカスタマーサービスを提供する

在庫を切らさない

これらのポイントを満たすためにもFBAを利用した方がいいことは言わなくても分かりますね。なお、ショッピングカートを獲得できなかった場合は商品ページの「出品商品一覧ボックス」へ掲載されることになるので、どちらがユーザーにとって利便性が高いかは明白でしょう。

 

ただ、何でもかんでもFBA対応にすればカートを獲得できるわけではありません。カート獲得のための条件として、Amazon規約でも公表されていない条件があることは知っておきましょう。

 

FBAマルチチャネルサービスでAmazon以外にも発送(海外にも対応)

FBAサービスはAmazonで販売される商品だけが対象ではありません。実は楽天やYahoo!ショッピングで自社商品が売れた場合でもAmazon倉庫から発送できるのです。つまり、販路はいくつかあるけど、商品の保管と発送をすべてAmazonに代行してもらう使い方もできます。ただ、この場合は依頼ごとに手数料が発生してしまう点は覚えておきましょう。

 

さらに、Amazon FBAサービスは「海外発送」にも対応しており、煩雑な手続きをすることなく世界67か国以上に商品を発送できます。

さらに海外発送を利用しても追加の手数料や通関作業の面倒な手間が発生しないメリットもあります。

 

まとめ:Amazon FBAを利用すれば課題を一気に解決でき、メリットも盛りだくさん!

今回の記事では、商品の梱包や発送業務といった面倒な作業をAmazon FBAサービスで解決できる方法について紹介しました。

 

手数料が発生してしまう点や、特殊な保管条件を必要とする商品など、FBAに向かないケースもありますが、物販ECビジネスでAmazonを主要な販路とするのならば、ぜひとも使っていきたいサービスだと言えます。

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